熱中症死者が毎年出る理由とは?予防と応急処置

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この記事の所要時間: 531

毎年、7月頃になると必ずニュースに出る「熱中症」という言葉。
そして毎年必ず熱中症による死者が報告されています。

なぜ、テレビや新聞などで何度も注意を呼びかけているのに
熱中症による死者が毎年出てしまうのでしょうか?

この記事では、毎年熱中症による死者が出る理由と
熱中症の概要、予防や応急処置などについてまとめました。


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熱中症の概要

熱中症とは、高い気温や多湿が原因となって起こる身体機能異常で
熱中症によく見られる症状は以下です。

  • めまい
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 体全体が熱を持ち、火照った状態が続く
  • 異常な量の発汗
  • 寒気を訴える
  • 汗が出なくなる
  • 失神

そして最悪の場合、死に至ります
熱中症の死亡事例は65歳以上の高齢者に多いのですが
5歳未満の幼児や、中高生の死亡事故も起こっています。
例年異常気象の続く日本に暮らす私たちにとって
熱中症は決して他人事ではないのです。

熱中症が発生しやすい環境

熱中症はいくつかの条件が重なった時に発生しますが
特に以下の状況が当てはまれば危険度は高いと言えるでしょう。

  • 梅雨明け後の7月14日~28日頃(外で急に活動する人が増える)
  • 時間帯にして10時頃と、13時~14時頃
  • 前日よりも急に気温が上がった日
  • 多湿の日(汗の蒸散による体温調整能力が低下するから)
  • 暑さに慣れていない人が暑い中で活動する
  • 長時間にわたる屋外での活動
  • 屋内でも防具や厚手の服装での活動

熱中症になりやすい人

以下のような人は熱中症になりやすいので注意が必要です。

  • 5歳以下
  • 65歳以上
  • 肥満体型の人
  • 下痢などが続き脱水傾向にある人
  • 発熱している人
  • 睡眠不足が続いている人
  • 遺伝的要因

これは余談ですが、最後の「遺伝的要因」というのは、まさに私です・・・。
私の家系は祖父、父、私と、代々熱中症になりやすい体質です。
例えば、昨年の夏に仲間30人ほどで運動イベントに参加したのですが
夜の打ち上げでは私だけが熱中症でダウンしていました。
運動中は日陰で休憩しながら
スポーツドリンクを適度に飲んでいたのにも関わらず
私だけがダウンしたのです。

私は夏に太陽の下で運動をすると高い確率で熱中症になります。
だから熱中症対策には人一倍気をつけており、
一人でも多くの人に熱中症の怖さを知ってもらいたくて
この記事を書こうと思ったのです。

あまり知られていない熱中症の事実

以下にあげるのは、意外と知られていない熱中症の事実です。
こちらも注意しておきたいですね。

  • 屋外だけでなく屋内でもなる
  • 年々増加傾向にある
  • 水やスポーツドリンクを飲み過ぎると水中毒になる危険性あり
  • 汗をかいていなくても熱中症の可能性あり(脱水状態で汗が出ない)
  • 自覚症状がない

以上です。特に最後の「自覚症状がない」という点は
最も注意したい部分でもあり、
この記事冒頭の質問の答えでもあります。
そうなんです。
多くの人にとって、熱中症は自覚症状がないのです。

「いや、俺は自覚症状があるよ。」

という声が聞こえてきそうですが、
それはあなたが熱中症の症状をちゃんと知っているからなのです。
多くの人は熱中症の症状を知らず
体が発する危険信号に気づかず
「あっ」
と思った瞬間には倒れたり、救急車に運ばれたり
そして亡くなったりするのです。

数年前に、中学生が野球部の練習中に熱中症で倒れ
病院に運ばれたが翌日に亡くなったという出来事がありました。
この中学生は、傍から見ても明らかにフラフラとしており
意識朦朧としていて何度も転んでいたといいます。

この出来事は監督者の責任が強く問われた一件でもありましたが
おそらくこの中学生は練習中に、
「自分は今まさに熱中症で、このままだと死ぬんだぞ」
ということも考えられなかった、
いや、むしろ考える暇すらなかったのでは、と私は思うのです。
それはこの中学生本人に熱中症の知識がなかったからかもしれません。
ですが、大人である監督がその場にいながら、
あろうことか倒れた中学生に対して
「放っておけ」と言い放ち、放置したというのです。

おそらくこの監督も、熱中症についての知識が皆無だったのでしょう。
熱中症で意識を失うということは、熱失神の段階であり
すぐに救急車で病院へ連れていき、
輸血や冷却医療をおこなう必要があったのです。
この監督は「このまま放置しておいたら死ぬ」
ということを知らなかったのです。

知ってさえいれば避けられた悲劇。
悔しくてなりません。

熱中症の予防と食事

熱中症の怖さは十分理解してもらえたと思うので
ここからは実用的な話をしたいと思います。
まず、熱中症の予防法からです。

  • 暑さに慣れる(普段から冷房の温度を高めにするなど)
  • 帽子をかぶる
  • カリウムをとる
  • クエン酸をとる

カリウムは汗をかくと塩分と一緒に排出されるものです。
カリウムがなくなると体の細胞が脱水状態となり、
細胞が脱水状態になると、体の脱水状態からの回復が遅れます。
カリウムを多く含む食品は小豆、そら豆、海苔、ヒジキ、
ほうれん草、ジャガイモ、バナナなどです。

クエン酸は乳酸の発生を抑制し、疲労回復に役立ちます。
クエン酸を多く含む食品は、梅干し、レモン、オレンジ、
グレープフルーツ、酢などです。

夏場は特にこれらの食品を多く摂るようにしましょう。
私は熱中症になりそうな天気の日に運動するときは
梅干しを事前に食べています。
色々試しましたが梅干は効果大で、
熱中症対策にかなりオススメです。

熱中症の応急処置

自分で立ち上がれない状態など
重度の熱中症になってしまった場合の応急処置です。
早急に病院へ搬送する必要がありますが
救急車が到着するまでの時間に
的確な応急処置をすることが生死を分けます。

  • 迷わず救急車を呼ぶ
  • うちわなどで早急に体を冷やす
  • 霧吹きか口で水を体全体に吹きかける
  • 脇の下や内ももを冷やす
  • 経口保水液を飲ませる

最後に

長文でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました。
これであなたは熱中症についての実践的な知識を得たことになります。
この知識は、あなた自身とあなたの大切な人の命を
熱中症という魔の手から守ってくれると思います。


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